夜弥の冬レポ
〜ただ、もう寒いとしか…〜


ディズニーランドに雪が降ったとです。

感想なんて寒いしかありえんとです。

ハニーハントの温かく和やかな世界から一歩外に出れば、そこは武者修行の場と化していました。
顔にぶつかる雹っぽい物はとても鋭利で痛かったです。「痛い、痛い。」と嘆きながら歩いていました。

そして私の心の中はこの言葉で一杯になりました。


「お家、帰りたい。」

私達は午後2時になる前に、帰ることを決意しました。
私は悪寒でゾクゾクしていました。

帰る時に思い残すことは無いように、海賊グッズの店に立ち寄ることにしました。

だって、私達、海賊だもん!

それで、屋根づたいに海賊グッズの店を目指して
歩いていきました。

途中でアドベンチャーランドの川にいる鴨に少し心和んだりしました。
雪に出来た足跡が可愛いので写真を撮ることにしました。
本当はもうデジカメを触るような余裕はなかったんですが
最後の気力を振り絞りました。
デジカメは濡れてレンズに水滴がついて
何を撮っているのかわからなくなっていきました。
水滴を拭こうにも、そこら中がビチョビチョでした。

意識が遠くなっていきました。

「屋根のあるところ!」「屋根のあるところ!」と心に念じながら海賊グッズの店を目指しました。

そしたら「Pirates of the Caribbean」と書かれた建物があってとても空いていたのでそこで体についた雪を払おうと思いました。屋根があるところ!と思って突き進んだ先はカリブの海賊でした。待ち時間5分とか看板があって、どうやらアトラクションのようです。アトラクションに入る気持ちなどかけらも無かったのですが屋根があるから入ろうという事になりました。
「レインコート脱いだ方がいいのかなー。」と言ってる間に乗り場に着きました。「レインコート脱いだ方がいいかなー。」と言ってると「前にお進み下さーい」とキャストの方に促されました。「レインコート…」とためらってると「お座り下さーい」と言われて、出航しました。心の準備ナッシング。


↑くちばしに雪がつもってる
前に居た家族連れが全員揃ってないとかで、そのボートには私達の4人だけで「あったかーい。」と、屋内であることだけを楽しみながら進んでいきました。カリブの海賊の一番最初は隣にブルーバイユーレストランに繋がっていて、お互いが見えるようになっています。私達はそこで温かい食事をしている人達を、飢えたマッチ売りの少女のような気持ちで眺めていました。なぜなら、この日、レストランで食事をとるのにも雪の中を並ばなくてはならない状況だったからです。

カリブの海賊の感想は、ゆっくり座れてあったか〜い。という特殊な物でした。
内容はよく知った物ではあるのですが映画「カリブの海賊」を思い出しながら楽しめました。
そして海賊は本当に悪い人達だと思いました。

あと、それからレポートには書いてないですがピノキオの冒険にも乗りました。

海賊グッズのショップではドクロマークのグッズやピストルを見て楽しみました。

そして屍のような体をひきずって、吹雪の中、JRの駅に向かったのですが気分は八甲田山でした。
それでも、カウントダウンパーティーの場所取りのために並び始めている人達がいて、
正気なのかと目を疑いました。

その後の記憶はあまりないのですが、めじさんの家にお邪魔してこたつでおもいっきり暖を採って
あたたかい鍋をみんなで囲みながら紅白を見ました。
マツケンサンバに感動しました。氣志團が面白かったです。
みなさん、お疲れ様&お世話になりました〜。

今度は温かい時にディズニーシーに行きたいと思いました!


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