今回の夏の旅に同行したロロノア特派員は、怪しい玩具屋さんで購入した物です。そのパッケージにあった写真が左です。
このロロノア特派員はMr.1との戦いで「成程まいったな。鉄を斬れねぇ今の俺じゃあ、お前にゃ勝てねぇ。」と言ってるシーンを再現した物です。そして左の写真でロロノア特派員の背景になっているのは一刀流居合獅子歌歌が決まったシーンなのですが、この絵を描いた人。私、知ってます。勝手にＢ作さんと呼んでます。

そのＢ作さんをスペシャルゲストとしてお招きし、ワンピアニメオフ会をやりました。

新橋駅ＳＬ広場で参加者を待つロロノア特派員

待ち合わせ場所に到着したのは、私が最後でした。すいません。
初対面の方達ばかりが、傘を持ちながら緊張の面もちで集まってらっしゃいました。そんな方達をほったらかして、私は写真撮影をしていました。すいません。
なんか、あれですよね。「出席者リスト」とか紙に書いた物を持って行かなければならないんですよね。誰が来て、誰が遅れて来て…とかはっきりしないまま、会場へと向かう頼りない主催者でした。すいません。会場の場所とかよりも、デジカメのメモリーの残量が気になってるような自分勝手な主催者ですいません。本当にすいません…。

乾杯〜♪

参加者はＢ作さんを含めて、１２名。

いずれ違わぬマニアばかり。
何を言っても必ず反応が返ってくる、という強者の集団です。

オフ会専用の掲示板での会話も含め参加者のマニアっぷりの紹介を兼ねて、オフ会での発言をいくつか拾ってみようと思います。

・リヴァースマウンテンを越えてグランドラインに入る時、ビビと別れて旅立つ時、空島へ出発する時などの出発のシーンです。原作とは違った臨場感と躍動感がありました。ビビの時では「メモリーズ」が。空島へ行く時は「ウイアー！」といった「これぞ、ワンピース！」という音楽が流れたのも嬉しかったです。
・119話のゾロとスパスパ君の戦いの全てが印象に残ってます。
・ルフィとクロコダイルとの戦いで、ルフィが刺された時の表情がとても痛々しくて、ハッキリと覚えています。
・チョッパーの雪のシーンはどれも印象に残っているのですが「医者を教えて下さい。」のシーンとか。あと、ドラムロッキーを登るルフィの肌の色が凄かったり、爪が折れて血が出るシーンは、「子供が見て平気なのかな？」って心配になるほど、つらかったです。

・ゾロとくいなの誓いの話が１話まるまるあったのが嬉しかったです。月夜のイメージとか、くいなが亡くなった後に、ゾロが道場で泣くシーンで胸がジーンとなりました。
・アラバスタ編でクロコダイルがやられる所。なんというか、動きが全部良かった。瓦礫が落ちてくる速さも私のイメージピッタリでした。
・ゾロとくいなの誓いの回で、くいなの胸が膨らんでた所。（笑）
・ルフィとドン・クリークとの戦いで、ルフィが自分に刺さった槍を一本一本抜いて行く所。
・イガラムが爆破されたシーン。爆破の瞬間に無音になって、白黒になったのが衝撃でした。「まさか、爆発の音が無い演出になるとは！」って思いました。

・アベマリアの回です。「ちょっと、それは卑怯だろう。」と思いながら、隣に友人がいるのも構わずに、ボロボロと泣いてしまいました。
・アニメでは動きや音楽で感動することが多いのですが、なかでも声優さんの演技に泣かされる事も多いです。ルフィがビビに言った「お前の声なら、俺達に聞こえてる！」というセリフに鳥肌が立ちました。
・ライジンオーが好きだったので、ワンピのアニメは音楽が田中公平さんというので見ていました。チョッパーの声と可愛さに一気にはまってから、原作を読んだので、読んですぐにヒルルクの桜をアニメで見て、とても感動しました。
・すごく個人的な事なんですが、119話のゾロとMr.1との戦いの回で、私の住んでる地域に停電がありまして、ゾロが倒れてガレキの下敷きになった瞬間、真っ暗になったんです。それで、停電が復旧してテレビがついた時にはゾロが家を投げた後だったんです。それでゾロの独白が見られてないのですが、とにかくすごく記憶に残る回でした。（笑）
・アニメではまったのは「お安いご用だ。キャプテン。」が最初だと思います。

・ニャーバンブラザーズと戦う回で、ゾロが落とした刀を足で蹴り上げて、口で受け止める動きがすごく格好良くて感動して、いてもたってもいられず、その時のスタッフの方の名前を書き留めました。その時に、Ｂ作さんのお名前を知りました。
（『あー、それは東映のＢＢＳで叩かれたんだよねー。くいなの刀を足蹴にするとは何事かって。』とＢ作さん。）（笑）

どなたも「原作での名場面はどれも印象的なんですが…。」と仰ってまして、また「ヒルルクの桜」はアニメならではの「色の表現」に感動した、と全員が納得していました。どの話題にも「ああ、それは…。」とか「私も感動した！」とか何かしらの反応があったり、またＢ作さんがその回の制作秘話を話して下さったりと、とても充実した時間でした。
とにかく全員がマニアックで「119話の回想シーンで、ゾロは和道一文字を持ってたけど…。」と、誰かが話をふると「そうそう。背中に背負ってたんだよね。」「あのエピソードがくいなの没後って私は思ってたから、嬉しかったー。」「えー？私はくいなが生きてる時の話だと思ってるよー。」という具合に、どんな話題でも誰かが必ず食いついてきます。また「2001回戦ってるけど、どのくらい時間がかかってるのかなー。」という話題には「１年で消化したとすると１日５〜６回は勝負してる事になる。１日１回の勝負となると、２〜３年かかることになるけど、そんなにやってたのかなー。」というこれまたマニアックな話題。このオフ会の中に2001÷365というわり算をしていた者が２名以上いたというこの事実。濃いです。このオフ会、濃いですっ！！

また、それぞれのワンピ観なども聞くことが出来てとてもとても楽しかったです！！
それから、ワンピアニメには詳しくても、アニメ制作については全くの素人集団の私達は、「演出」の方が「脚本」を見て、絵コンテを描く、という基本的な事を学びました。

Ｂ氏のスケッチを見守るロロノア特派員

オフ会のお楽しみの１つに「寄せ書き」がありました。みんなでワンピキャラを描こう！という単純な物です。絵が苦手な方もいらっしゃるでしょうから「全員、絵を描かなくてもいいですよ。」と言ってあったのですが、「Ｂ作さんとのワンナイトコラボレーション」という言葉の魔力からか、全員が絵を描くために、日夜猛特訓を重ねていました。

私は、このスケッチを「写真撮影」という大義名分から、ベストポジションで眺めていたのですが、私以外の方達は立ち上がって、凝視！
料理を運びに来たお兄さん、呆然。
あ、もちろん個室ですよー。（笑）
なんか、私の行動って人の目をはばかる事ばっかりですね★

ゴーグルの描き方をチェックする
ロロノア特派員

空島のゾロを描いて下さいと、事前にリクエストしてありました。その時に、「生け贄の祭壇で着替え中の脱いでる所？」と聞かれまして、純情派と煩悩派で多数決を取ったところ「ランニング姿」が多数派となりました。しかし寄せ書きのスペースの都合上、全身を描いてもらえずに、首までとなってしまいました。

←シャーペンで軽く下書きされた後、ボールペンで清書されています。

写真撮影風景（誇張あり）

私がＢ作さんのスケッチを写真に撮っている様子を、Ｈさんがイラストにして下さいました！
ちゃんとロロノア特派員もいます！料理もこんな感じでした。
ありがとうございまーす！！

ただし…

※私はハァハァ言ってません。

これが完成した寄せ書きです。
竹を描いたのは私じゃありません。

・・・楽しそうですよね。

私、途中で帰ったので、最後の方を知らないんです。

・・・楽しそうですよね。（恨めしく）

プレゼント大会の事を知ったＢ作さんは「私も何か持って行きます。」と仰ってまして、私はグッズか何かだと思っていたのですが、ナント色紙でした！！
私達のために描いてきて下さいました！参加者がゾロファンとサンジファンだという事で、ちゃんとゾロとサンジを描いて下さるお心遣いにホロリ…。
真ん中のは言わずと知れた「血ペロ」ですよ。奥さん！！そこんとこ、どうなのよ！！これを見て、私が「『悪ぃ。てっきりザコかと』の場面ですよね！」と興奮しながら言うと、Ｂ作さんは「わー、わかるんだねー。」と感心しなすってました。（敬語が少し変です。）
わからいでか！！我は夜弥なり！へそ！

この色紙をゲットした人に「○○さんへ」と名前を書いて下さるんですって！
わー。羨ましー。（棒読み）

運命を決めたあみだくじです。
Ｂ作さんを除いた11人でやりました。
私は10番目のプレゼント選択権をゲッツ！

色紙、羨ましー。（死んだような目で）

狙ってたマウスパッドも取られたし…。

「楽しかった」というシンプルな言葉しか出てこないのですが、このレポートで十分それが伝わっていると思います。共通の話題があることで、初対面の方達もすぐにうち解けることが出来ました！参加して下さった方、皆さんが本当に楽しそうで（もちろんＢ作さんも）、それが何より嬉しかったです。

こんな楽しいオフ会が、またあればいいなぁ、また参加したいなぁ、と思うのですが自分で主催するのは大変なので、どなたかやって下さい。意外と本気です。Ｂ作さんは「次はいつやるの？」とノリノリな感じですし、「ちゃんと呼んでもらえれば、誰の誘いでも受けますよ。」とキッパリ。
神様、どうか、第２回がありますように！
「よし！オフ会をやってやろう！」という方は私ではなく、直接Ｂ作さんに連絡して下さい。Ｂ作さんのメールアドレスは、ここでは公開しませんが、若竹で、そのうちチラリと目にする機会があるような気がしますので、その時に、プリーズ　コンタクト　ヒム。